さくひび。

某J事務所に搾取される日々。でもそれが私の幸せ。

輝きの先に見えた世界とは。

年の瀬が近づく12月30日。はじめてのJUMPコンに参加した。

レジェンド推しはKinKiであり、つい2週間前にオーケストラを引き連れて東京ドームをコンサートホールにされたばかりなので、正直JUMPコンについていけるか不安があった。


しかし、その不安は杞憂だったと数時間後知る。
JUMPコンはジャニーズ好きには溜まらない時間だったからだ。

煌びやかなステージ、キラキラと輝くステージ衣装。響き渡る歌声。魅せられるダンス。
そこにはジャニーズで求められているものが全てあるようにみえた。
10周年だからか、ジュニアは一切出演せず、9人で東京ドームを縦横無尽に走り回っていた。
彼らの輝きからか、東京ドームが狭く、距離は近く感じることができた。

 

私のJUMPコンで最も衝撃的だったのはSUMMARYを今、10周年の今持ってくることだった。
MCで10年以上前の話をして、シーンとなったあの客席に向けて今。
あのとんでもなくでかい龍も、傘をつかった早替えも、上半身裸で魅せる和太鼓も、そこには私が知っている「ジャニーズ」があった。
伝統芸能」の一つなんだな、と恥ずかしくも理解した。あの一つ一つが伝統芸能だったんだ。

何よりも、それをHey!Say!JUMPがやってくれる。アイドル全盛期で、どの分野でも活躍していて正直今その伝統芸能に手を出す必要なんてないだろうに、なのに、メンバー全員の中では残り続けている。大事なものとして、自分たちをここまで連れてきてくれたスタートとしてみんなの中にのこっている。その事が本当に嬉しかった。

 

メンバー全員も全員が全員「ここに照準合わせてきたの?」ってくらいのビジュアルのよさ。
また踊ってる最中に顔合わせて笑ったりしている姿を見てしまったらもう、ダメ。好きになるしかない。9人のわちゃわちゃなんて、最高だろうがよう。光からはじまるニャンコスターとか可愛さしかないし、MCで7の曲をBESTでやるのとかほんと…かわいじぬ。

 

伊野尾ちゃんはどこまで行っても可愛くて、10年前とかデビューしたてのちょっとかっこつけてる伊野尾ちゃんが一周まわってかわいかった。伊野尾革命と言われながらもそこには努力があっただろうし、知名度が最も上がったメンバーだと思う。これからもその飄々としたキャラクターで芸能界を乗り切ってほしい。

 

圭人は本当にいい子。あと本当にかっこよくなった。昔のあどけない顔から本当にイケメンになった。お父さんの血を感じる。あと単純にファンの事が好きなんだと思う。自分の事を好きな人が集まっているのに、集まってくれたことへの感謝をすごい表してくれる。「ありがとう」って会場全員に伝えようと最後の最後まで走っているあの圭人は天使だった。
ファンのことも好きだけど、メンバーのことも大好きなんだよね。圭人は。それも全面にでていてすごいよかった。

 

裕翔は花咲いたね。どこまでいってもJUMPの末っ子感があった。みんなに愛されて、その上でかっこいいこともできる。なんていう振り幅。でもJUMPではずっとその笑顔でいて欲しい。年相応の笑顔で会場全体を黄色い歓声で埋めて欲しい。
彼には傲慢な願いだけどアイドルであり、俳優でいてほしい。

 

光はあんなに可愛いなんて聞いてないよ、お母さん!なんだよー、ベースはあんなかっこよく弾くし、ラップも出来る最高の男なのにMCと途中途中のセリフが最高に馬鹿!(褒めてる)
「あ!雪だー!!」の時、最高に抱きしめたかったわ。どうしても昔の映像みるとやぶひかが目についてしまい、古い胸の奥にしまった箱を開けられてしまう思いに駆られる。演技している光好きで重い役も出来る子です。ドラマの話待ってます。

 

雄也は、本当にビジュアルが良かった。顔面が整いすぎて何が行われているのか正直わからなかった。終演後、ジャンプの中でコンサート前後でイメージ一番変わったメンバー堂々第1位。太ってるって弄ってごめんね!最高にかっこよかった!
なのに、ダンスの途中でメンバーと微笑み合うのすごい胸がぐわああああってなるし、私の目の前で上に向かって放出される二酸化炭素に手をかざして遊んでいたの忘れません。

 

有岡くんはどこまでいっても有岡くん。フード付きの衣装が似合う男可愛い部門第1位。アイドルっぽいことやろうとして照れるところがすごくいい。山田のこと弄るのに、やれと言われたらふざけてしまう、リアル中2感。有岡くんは元々センター寄りにいたけどいかんせん、絶対エース山田と永遠のセンター知念さまに埋もれがち。そんな時に花咲いたのが中2キャラなんだと思う。

 

知念さま。永遠のセンター。知念さまが映るたびに「天使…!?」と叫ぶしかなくなる時間、最高でした。決めのセリフはやっぱり知念さまに言って欲しいと思うし、永遠にそこにいて欲しい。そんな知念さまの口から「最初のドームではアリーナにお客さまはいませんでした」なんて言わせたくない。天使にそんな悲しい顔させたいわけじゃないんだ。ずっと笑顔でいてほしいんだ。

 

藪さんはずっと藪さんだった。全体を見ながらファンサもコンスタントに行って本当に会場全体を見回している人だった。本当に夢だったんだろうな。ドーム公演。去年やっているけど、やっぱりまだ感慨深い顔をしていたし、スタンドもアリーナも見てくれていた。これからのドーム公演が藪さんの中で先輩から受け継いだものであってほしいし、大事にしてほしい。

 

山田。絶対エース山田。本当に輝いてたし笑うと本当に顔が変わってなくて、昔の幼い山田が出てきて締め付けられる。山田涼介も努力の人だから、その全てがストイックから出来ているのが感じ取れるのがいい。あとちゃんとアイドルしてくれるから、こちらも思う存分キャー!!!って言える。言わせてくれる。何処にいても輝いてたよ。

 

今はただ、9人みんな幸せになって欲しいし、9人が9人のまま15周年、20周年を迎えて欲しい。その5年、10年の歩みは決して平坦ではないだろうし、安安と約束できないだろうことも分かっているが、またお祝させてほしい。
そしてどうか、この東京ドームを、3大ドームを埋め尽くしたファンを悲しませることはしないでほしい。そう思いました。

 

また、何処かの現場で9人の素晴らしさをみせつけてほしい。たのしみにしてる。